見えてないこと
冷蔵庫に きんぴらごぼうが残っていたので
💁♀️(ライスバーガーでもつくってみるか。)
と、クックパッドをみながら挑戦してみました。
見た目はまずまずの出来上がり。
自分用のは、マリメッコのペーパーに包んで
かわいらしくして、仕事後のランチとして
持って出かけました。
新しく勤め始めた産婦人科クリニックは
鴨川の近くにあります。
京都人にとって鴨川は
健康のため
デートのため
休息のため
わいわいするため
いろんなシーンに出向きます。
夏のおわりの時期は、屋根はないものの
水の音や、見た目に涼しいこの場所は
とっても心地よいのです。
仕事を終えて、ひとりでライスバーガーをがぶり。
🤦♀️「か、かてぇ…。」
ライス部分がかたすぎて
すんごい顎のきたわりそうなライスバーガーでした。
でも、外でごはんを食べるのは
とっても気持ちが良かったです。
鴨川のそばに足を伸ばして
じっと周りを観察しました。
ある人は、忙しそうにしています。
お目目つりあげて必死に働いてる人もいます。
ずっと下向きながら歩いてる人もいます。
カモが虫やら魚をひたすらつついています。
上空では、鷹がわたしのライスバーガーを狙っています。
木が時々かぜに揺れ、そばをこどもが走ります。
いつか、スーパーで
わたし以外のもののスピードが早すぎて
怖くなって家で引きこもっていたことを
思い出しました。
今はそうではありません。
こんなに見えていなかったものがあったんだ。
怖くて見ようとしなかったのかなぁ。
それぞれが、それぞれの人生を生きている。
わたしはそのひとり。
ただの、その中のひとり。
でも、ちゃんとひとり。
そんな気がしました。