明日、助産師やめたい。

助産師やめたら、わたしの人生が動き出した。毎日の雑記。

両親と温泉旅館

 

両親と3人で

温泉で一泊しました。

 

 

両親は日頃、飲食店をしているので

なかなかまとまった休みはとれませんが

 

 

今回タイミングよく

3人分の部屋もとれたので

 

 

休息旅行におじゃマンボしました。

 

 

快く行かせてくれる夫よ

本当にありがとう。

 

 

久しぶりに両親とゆっくり話すことができました。

 

 

父が若い頃、

祖父が借金をして工場を始めました。

 

 

生地を染めて卸すしごとです。

大きな機械を動かす、大変なしごとでした。

 

 

わたしも小さい頃、その工場に連れられて行ってたので、

なんともいえない染料のにおいや

機械の動く大きな音

染料まみれになった父の手を

今でも覚えています。

 

 

旅行の目的地までに車の中で
父の長い思い出話を聞きました。

 

 

高校を卒業してすぐ

父は工場で働きはじめました。

 

 

人間関係もいろいろ大変だったし

工場の経営にも

何度も大きな危機があったそうです。

 

 

しかしそれを

やれることはなんでもする

といった姿勢で

死に物狂いで乗り越えた話をしてくれました。

 

 

 

父がこういう話を

わたしに熱心にするのは初めてでした。

 

 

最近、わたしが悩んでる姿をみて

なにかを教えてくれようとしてるんじゃないか

そう思いました。

 

 

父の人生は山あり谷ありで

交通事故でからだを壊して、

思うようにからだを動かせず

つらい時期がありました。

 

 

しかし

わたしが高校生の時

飲食店を始めました。

 

 

わたしが30歳になった今、

あのタイミングで

中高生の娘二人をかかえて

からだも壊していたのに

経験のない飲食店をはじめた

 

 

その意味が少しずつわかってきました。

 

 

もちろん、それを一緒に支えてくれた母にも

大変感謝しています。

 

 

 

家族は大切にせなあかんのや

大事なもののために働くんや

諦めんとやってたら見えてくるもんがあるんや

わかるひとには、わかる

わからんでも、止まらんことや

 

 

わたしは父の話から、

そんなメッセージを読み取りました。

 

 

ありがとう。